あなた
転職するぞ!と決めたけど、辞める時に提出するのって退職届?退職願?それとも辞表?
あと出すタイミングはいつがいいんだろう・・・
キャリアコンサルタント
ここでは、スムーズに転職できるよう必要な書類やタイミングについて説明しますね!

転職を決意して退職する際、必要になるの書類として「退職届」と「退職願」、「辞表」があります。これらは、どういう違いがあるのでしょうか?

ここでは、これらの違いついて説明します。

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「退職届」と「退職願」と「辞表」の違い

キャリアコンサルタント
簡単に説明すると
退職届○月○日に会社を辞めます(決意)
退職願○月○日に会社を辞めえたいと思います(相談)
辞表取締役などの会社運営に関わる重役や公務員が提出するもの
この違いですね。

「退職届」は撤回できない

「退職届」は「退職を届け出る」時に提出する書類です。

あなた
○月○日に会社を辞めます(断固たる決意)

提出後には、意思を撤回できません。一度出したら引っ込みがつきません。

「やっぱり辞めるのやーめた」は使えません。

前もって退職交渉をして退職が確定した後に、最終確認として提出することが多いですね。

退職届は、こんな時に

・何を言われても自分の意思が変わらない時
・前もって退職交渉をして退職が確定した時

「退職願」は撤回できる

「退職届」は「退職を願い出る」時に提出する書類です。

あなた
○月○日に会社を辞めたいと思います(相談)

「お願い」のため、提出した後も受理されるまでは、撤回することができます。退職交渉のはじめに提出するのが、この書類ですね。

退職願いは、こんな時に

・退職交渉をすすめたい時
・待遇が改善されれば残ってもいい時

あなた
よし!どうせ撤回できるなら、とりあえず「退職願」出しちゃおう!
キャリアコンサルタント
いけません!「やっぱり撤回します」としても、提出後時間が経っている場合などは、受け入れてもらえない可能性もあります。
あなた
わわわ!それは困ります!
う〜ん、やっぱり慎重に動かないとだめですね。

辞表は、経営者や役員・公務員

「辞表」は、「辞意を表明する」時に提出する書類です。

経営者や役員・公務員が退職する際に提出する書類ですね。「会社を辞める」という意味ではなく「役目や役職を辞する」という意味になります。

まとめ 円満に退職するためには?提出時期は?

あなた
よし!本気で転職するぞ!上司に「退職願」を持って行こう!
キャリアコンサルタント
待ってください!いきなり持っていってはダメです!いきなり持っていっても受け取ってくれません。受け取ってしまうと、受理したことになってしまうからです。

1、まずは直属上司に口頭で伝える

会社に退職を伝えてから退職するまでに「およそ3ヶ月かかる」と言われています。

まずは3ヶ月後を見据えて、直属上司に退職の想いを伝えましょう。

・退職理由
・退職時期
・残る意思があれば、業務改善の相談など

これらのことを伝えましょう。直属上司も、さらに上司と相談する時間も必要です。なるべく早い行動をおすすめします。

2、退職1ヶ月前には「退職届」を提出しましょう

上司との話し合いが終わり、具体的な退職日時を相談し、退職届を提出しましょう。

3、会社の環境が劣悪な場合は、すぐに逃げましょう

一刻も早く退職したい場合には、退職する14日前までに「退職願」ではなく「退職届」を提出し、最短で退職することも可能です。

退職・転職については、転職エージェントに相談

キャリアコンサルタント
退職・転職については、転職エージェントに相談することをおすすめします!

このように転職には、さまざまな悩みがあります。ですが、相談できる人がなかなかいないと思います。

そこで困った時は、転職エージェントに登録してキャリアコンサルタントに相談しましょう

転職エージェントは登録すれば、専属のキャリアコンサルタントがついてくれますので、希望内容を伝え動いてもらいましょう。

その間待っているだけでは時間を無駄にしてしまいます。転職サイトにも登録し、自分でも行動していきましょう。そこで疑問に思ったことは、キャリアコンサルタントに相談すれば大丈夫です。

また転職エージェントは、登録を済ませたら必ず面談を受けましょう。メールや書面だけでのやりとりでは、キャリアコンサルタントもあなたのことを分かってもらえません。

エージェントもあなたの転職を成功させることで、会社として利益をあげています。あなたの転職を成功させることが仕事なのです。

面談を受け、自分の現状の悩み・希望を伝えれば、親身になって動いてくれるでしょう。キャリアコンサルタントも人です。転職サイトのようにデータを打ち込み、データが返ってくるだけではありません。

是非、転職エージェントと転職サイトを使い分けることをオススメします。

詳しくは、こちらでどうぞ。

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