20代後半から30代前半にかけて、
- ステップアップしたい
- 収入を増やしたい
- 今の環境がいや。変えたい
- 早く帰れる職場に転職したい
このように転職を希望している人も多いと思います。まさに私も転職したのが、26歳、31歳の時でした。
ではここで問題です。
ここに、30代男性のAさんとBさんがいました。ふたりとも日々の仕事が忙しく帰宅も遅くなり、ふたりとも転職を考えていました。
Aさんは、3ヶ月後希望先企業へ転職することができました。
Bさんは、半年経ってもいまだ転職することができません。
- 知性や才能、努力の違いではありません。
- 転職への情熱が違ったわけでもありません。
二人の人生を変えたのは、正しい転職活動の方法にあったのです。
目次
- 1 30代での正しい転職活動は、転職エージェントを使うこと
- 2 30代におすすめの転職サイト・エージェントランキング
- 3 30代女性におすすめ転職エージェント
- 4 転職エージェント選びを成功させるポイントは、2社以上に同時登録すること
- 5 30代が転職エージェントを複数利用すべき2つの理由
- 6 30代の転職による年収変動はどうなってる?
- 7 30代転職では転職エージェントを使って、時間を有効活用することがおすすめ
- 8 転職エージェントと転職サイトを使った場合の違い
- 9 募集要項で30代NGがどうかを判断する方法
- 10 30代転職にはハローワークはおすすめなのか?
- 11 転職エージェントを利用する時に注意すべきポイント
- 12 まとめ
30代での正しい転職活動は、転職エージェントを使うこと
転職活動は誰にも知られたくないもの。あなたが転職活動を始めたなら、当然インターネットを使って転職先を探すと思います。
そこでまず最初に頭に浮かぶのは「リクナビNEXT」「マイナビ転職」などの大手転職サイト。
同じ転職サービスと思われるかもしれませんが、転職サイトと転職エージェントはまるで違うサービスです。
転職エージェントは、効率的に転職活動するには、なくてはならないサービスです。
まずは、あなたに合ったタイプ別の転職エージェントをご紹介します。
30代におすすめの転職サイト・エージェントランキング
平日忙しく転職時間が取れないあなた
リクルートエージェント | |
タイプ | 転職エージェント |
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おすすめ度 | |
ここが オススメ |
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求人数 | 公開求人 約30,000件 / 非公開求人 約150,000件 (※2017年7月現在) |
スカウト サービス | あり |
ひとこと メモ | 土日祝日・平日20時以降も相談できるのは、仕事をしながらの転職活動にはとても助かりますよね。 |
とにかく年収アップしたいあなた
type転職エージェント | |
タイプ | 転職エージェント |
![]() | |
おすすめ度 | |
ここが オススメ |
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求人数 | 未公開 |
スカウト サービス | あり |
ひとこと メモ | 他社エージェントと比較すると案件豊富なのもあり、特に30代の求人に力を入れていることがおすすめです。30代で未経験の職種に挑戦したい場合も期待できます。 |
転職者満足度の高いところを利用したいあなた
doda(デューダ) | |
タイプ | 転職エージェント |
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おすすめ度 | |
ここが オススメ |
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求人数 | 公開求人:約3万7,000件 / 非公開求人:約12万8,000件 (※2017年7月現在) |
スカウト サービス | あり |
ひとこと メモ | 一般には公開されていないdoda独自の案件も豊富。幅広い業界へアプローチしたい方にはおすすめです。 |
ハイクラスな転職をしたいあなた
ビズリーチ | |
タイプ | 転職エージェント |
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おすすめ度 | |
ここが オススメ |
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求人数 | 未公開 |
スカウト サービス | あり |
ひとこと メモ | 30代キャリア街道を進んでいるあなたなら、ビズリーチに登録してさらに高みを目指しましょう! |
転職エージェントは、登録と面談さえすませれば、あとは担当者からの連絡を待つことになります。ただ待っていても時間を無駄にしてしまうため、転職サイトも同時に登録して利用するのがベターですね。
転職サイトは、安心大手のリクナビNEXT
リクナビNEXT | |
タイプ | 転職サイト |
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おすすめ度 | |
ここが オススメ |
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求人数 | 新着、更新求人 毎週 約2,000件 (※2017年7月現在) |
スカウト サービス | あり |
ひとこと メモ | 転職サイトといえばリクナビNEXTというくらい、転職者の約8割が利用しています。また、リクナビNEXTにしか掲載されていない独占求人が約8割を占めています。 |
30代女性におすすめ転職エージェント
WomanWill(マイナビエージェント)
人材サービス大手のマイナビが運営する、働く女性のための転職エージェント【WomanWill】女性向けマイナビエージェントです。
女性キャリアアドバイザーが立ち上げた、女性に特化した転職支援を女性キャリアアドバイザーが担当します。
医療系や美容系が多めですが、マイナビエージェントの大手ということから、その他幅広い案件も揃っています。
女の転職@type
女性の転職に限定した「typeの人材紹介」を運営しているキャリアデザインセンターの女性向けの転職サイトです。ファッション系やコスメ系、営業・販売職だけでなく、事務職など、正社員・契約社員などの求人情報が豊富です。
毎週2回の更新で、女性向け自己分析ツールもあり、コンテンツも充実しています。
ビズリーチ・ウーマン
ハイキャリアな女性のための、ハイクラス求人を扱う女性に特化した会員制転職サービスです。
上昇志向の強い、キャリア志向の女性、管理職で活躍したい女性におすすめです。
ここでひとつ、転職エージェント選びを成功させるポイントがあるのをご存知ですか?
転職エージェント選びを成功させるポイントは、2社以上に同時登録すること
- 転職エージェントごとに持っている案件が違う
- 転職エージェントごとにカラーがある
- 担当者と相性がある
忙しいあなたに時間はありません。時間は待ってくれません。
1社に登録しのはいいのですが、その転職エージェントにあなたの希望の案件がないかもしれません。その場合、再度別の転職エージェントへの登録が必要ですよね。また登録するのも面倒です。
時間は効率よく使い、効率よく転職活動を行いましょう。
どこの転職エージェントも登録自体は2,3分で、しかも無料で登録し利用できます。気になったものは、とりあえず複数登録し利用してみて、合わなければ他社へと、という流れで進めていきましょう。
では、20代30代の年代別で、転職エージェントを複数利用すべき理由についてご説明します。
30代が転職エージェントを複数利用すべき2つの理由
- 失敗したときに再就職しにくいため、保険を作りたいから
- 20代に比べて案件が少ないため、窓口は多い方がいい
- 各転職エージェントによって持っている案件が違うため
リクルートエージェントの利用者データでは、転職決定者の割合は31〜35歳で26%、36〜40歳で10%まで低下します。
このことから30代での転職活動は、20代に比べ厳しいものとなっています。その中から希望の転職先を勝ち取るには、転職先の幅を広げるしかありません。
(出展:リクルートエージェント)
自分の条件に合う案件の数を少しでも増やすために、転職エージェントの力が必要ですね。
30代の転職による年収変動はどうなってる?
ここでは30代前半と後半に分けてご説明しますね。[/speech_bubble]
転職で誰もが気にするのが年収です。こちらは厚生労働省が出した「転職による賃金変動」のグラフです。
・30〜34歳の転職による給与変動
・35〜39際の転職による給与変動
(出典:マイナビエージェント公式サイト)
30代では年収が「上昇」した人が40%近くあります。また、年収が「変わらない」人を含めると、ともに約60%を占めています。こちらも転職して年収がダウンする不安は少なそうですね。
ただ年収がダウンするケースも存在しています。30~34歳で約32%、35~39歳も約33%と比較的大きな割合になっています。
30代での転職はラストチャンスです。
自分のスキルをより良い環境・よりよい年収にするために、悔いのない転職にしましょう。
では、どうすれば悔いのない転職ができるのでしょうか。それは1人で解決するのではなく転職エージェントに登録し、担当のキャリアアドバイザーと二人三脚で掴み取りましょう。
30代転職では転職エージェントを使って、時間を有効活用することがおすすめ
なぜなら、忙しいあなたの代わりに転職活動を進めてくれるからです。
具体的な理由を詳しくみていきましょう。
転職エージェント | 転職サイト | |
料金 | 無料 | 無料 |
気軽さ | 専任のキャリアアドバイザーと電話や対面での面談有り | 好きな時に好きなタイミングで活動可能 |
求人数 | 転職サイトにはない非公開求人にも応募可能 | 求人企業が豊富で求人広告も多い |
転職相談 | 客観的に自己分析ができ、市場価値を知ることができる | 求人サイトにある転職ノウハウを参考に活動することができる |
応募書類 添削 | 履歴書や職務経歴書に何を書くべきかアドバイスくれる | 一部会員向けサービスのあるサイト有り |
日程調整 | 選考が進むよう進捗状況を揃えたり、企業との日程調整 | すべての交渉をご自身 |
面接対策 | 模擬面接で企業対策ができる | なし |
年収交渉 | 年収交渉から入社日調整まで一貫してサポート | なし |
情報量 | 採用担当者についての情報が豊富 | 転職サイトにある情報のみ |
では、『転職サイト』と『転職エージェント』の大きな違いは、この2つです。
転職サイト:
自分で企業を見つけ、自分で応募し、面接スケジュールを立て、内定後は自分で待遇交渉をする
転職エージェント:
自分は登録し連絡を待つだけ。面接スケや内定交渉も全てお任せ。
このような大きな違いがあります。
30代でバリバリ働き、時間のないアナタには、転職エージェントがとっても助かりますよね。
また、転職で困るのが、
- 履歴書・職務経歴書の書き方
- 自分のアピールポイント
- 内定後の待遇交渉
ですよね。この辺りも全て担当のキャリアアドバイザーが、相談に乗ってくれます。
特に、内定後の1番大事な給与・待遇交渉はなかなか言い出しづらいもの。
これもキャリアアドバイザーが代わりに交渉してくれます。転職エージェントに登録して全て任せてしまうことをおすすめします。
転職エージェントと転職サイトを使った場合の違い
それぞれのメリット・デメリットをまとめてみます。
転職エージェントのメリット・デメリット
- 忙しい自分に変わって、自分の希望の転職先を探してくれる
- 履歴書、職務経歴書の添削や面接対策、セッティングをしてくれる
- 非公開求人が多数ある
- 言い出しづらい年収、条件、入社日程の交渉をしてくれる
- すべて無料でしてくれる
- 自分のペースで転職活動できない。
- 担当のキャリアアドバイザーとの相性がある。
- 企業と直接やりとりすることができない。
転職エージェントのメリットは多くありますね。
デメリットは、待ちの状態になってしまうこと。ただ、待ちの状態になる前に、担当エージェントから情報が送られてくるので安心してくださいね。
むしろその情報に早くレスすることが、転職活動を有利にしますので、メールは翌日には返すようにしましょう。
また、担当のキャリアアドバイザーとの相性が合わないこともあると思います。そんな場合は正直に伝えて担当を代わってもらいましょう。
もし直接言い出しづらい場合は、直接メールではなく電話にて別のキャリアアドバイザーにお願いしましょう。
転職サイトのメリット・デメリット
- 何万件中から、自分に合った企業を選べる=探すのが手間
- 何社にでも同時に応募できる=自分で管理・連絡が必要
- 情報が多すぎる
- 掲載情報での給与面などが大まかにしかかかれていない
- 待遇面や給与面交渉など、全て自分でアクションしなければならない
- 自分で全て行うため仕事をしながらの転職活動は難しい
転職サイトにもメリットはありますが、同時にそれがデメリットになってしまいます。
まず数ある応募先を見るのが大変ですよね。見ているうちにどこがいいのか分からなり、面倒になり、結局転職しない。現状のまま。になってしまうと思います。すごく分かります。
また各転職エージェントも持っている企業情報が違うため、2社以上に同時登録することをおすすめします。
転職エージェント・転職サイトの2つの違いについては、以下のページで詳しく説明しています。
募集要項で30代NGがどうかを判断する方法
- 社会人経験1年以上→→→若手を希望
- 第二新卒歓迎→→→25歳位までの人材を希望
- ポテンシャル採用→→→成長の余地がある若手が希望
- 経験不問→→→経験不問だが、若手が希望
- 未経験歓迎→→→経験不問だが、若手が希望
- 若手が活躍している会社です→→→若手に来てほしい
- 給与例に20代例しかない→→→20代に来てほしい
- 若手社員の写真が掲載されている→→→写真くらいの年代に来てほしい
上記の言葉が募集要項にあった場合は、30代採用は確率が低くなります。
例えば、「第二新卒歓迎」は30代にはマッチしませんよね。第二新卒は、新卒から入社して3年以内に退職した人を示します。年齢では22〜26歳くらいまでです。
このように募集要項からチェックすることもできますが、ひとつひとつチェックするのは大変です。この辺りのチェックも全て転職エージェントに任せてしまいましょう。
30代転職にはハローワークはおすすめなのか?
地方では有効かもしれませんが、仕事内容や会社情報が少なく、またブラック企業の確率が高くなります。
転職エージェントを利用する時に注意すべきポイント
1:2週間に1度は、こちらから連絡を入れる
転職エージェントは、企業から以来を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していきます。その際の表示順番が「更新日」なのです。
各転職エージェントにはデータベースがあり、企業からの採用条件で検索すると、更新日順でリストが表示されます。
キャリアアドバイザーは、このデータベースの更新日が新しい順に20人くらいにメールを送り反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように進みめていきます。
「更新日が古い=すでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるのです。
2:「いいところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも転職を成功させるという売上ノルマがあり日々追われています。
キャリアアドバイザーから必ず「転職時期は?」と聞かれますが、この時に「良いところがあればすぐにでも」と答えましょう。
そうすればすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれます。
3:担当キャリアアドバイザーと合わなければ、遠慮なく変更する
やはり人と人とのやりとりになるので、どうしても合わない担当者もいます。
そんな時は遠慮せず、担当者の変更をお願いしましょう。
メールで直接言いづらい場合は、電話で別キャリアアドバイザーにお願いするか、他社を当たりましょう。
まとめ
転職活動のお力に少しはなれたでしょうか?
まずは、複数登録して面談を受けてみます!
そうですね。担当となるエージェントや会社によっても、自分に合う合わないがあるものです。登録はどこも無料になるので、できるだけ多く登録して、自分に合った転職エージェントをみつけましょう。
また転職エージェントは、登録を済ませたら必ず面談を受けましょう。メールや書面だけでのやりとりでは、エージェントもあなたのことを分かってもらえません。
エージェントもあなたの転職を成功させることで、会社として利益をあげています。あなたの転職を成功させることが仕事なのです。
面談を受け、自分の現状の悩み・希望を伝えれば、親身になって動いてくれるでしょう。
エージェントもひとりの人間です。
転職サイトのようにデータを打ち込み、データが返ってくるだけではありません。30代のあなたは日々の業務で時間に追われていると思います。
時間はお金では買えません。しかし、転職エージェントという自分の代わりを作ることはできます。
是非、転職エージェントを有効的に活用することをオススメします。