あなた
今の職場にも3年。そろそろステップアップのために転職しようかな。
ん〜、辞めるっていっても転職ってどのくらいの期間かかるんだろう…
キャリアコンサルタント
転職活動はある程度時間がかかるものです。
決まらないまま、すぐに退職するのは危険ですよ!

 

転職活動にかかる平均的な期間は、3~6か月だといわれています。

ただ、人によっては1年以上かかっても、転職活動が終わらないということもあります。転職活動が長引いてしまう人には、どのような原因があるのでしょうか?

仮にアナタの転職活動期間が長引くと、転職したい!というモチベーションが下がってしまいますよね。

特に時間をかけたい理由がないのであれば、できるだけ短い期間で終わらせることが好ましいです。

今回は転職活動期間が人によって変わる理由と、活動期間を短くするための方法をご紹介します。

 

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転職活動の流れ

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転職が長引く原因をご紹介する前に、転職活動の流れをご説明します。

 

  1. 転職準備
  2. 情報収集
  3. 履歴書・職務経歴書など応募書類の作成
  4. 求人に応募
  5. 面接
  6. 内定
  7. 在職中の場合は、退職手続き・引継ぎ・退職

冒頭にご紹介した転職活動にかかる平均的な期間は、1~7までにかかる期間をさしています。

この流れが長くなってしまう原因は、どのようなものがあるのでしょうか。詳しく見ていきます。

 

転職活動期間の変動要因とその対策

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転職活動の期間が人によって変わる理由は、主に3つが挙げられます。悪い方に陥ってしまわないように、あらかじめ対策をとっておきましょうね。

 

要因1:1~2社ずつ応募している

あなた
応募したすべての企業から、面接の連絡や内定の通知が来たら困ってしまう

このような理由で、1社ずつ応募する人が多いようです。

書類を応募、面接を受け、不合格通知が届いたら、次の企業を探して応募する。

この流れでの転職活動は、ものすごく時間がかかって非効率的です。

この原因への対策は、応募する際は複数の企業に応募しておくことです。

まとめて数社応募することで、時間短縮にもなりますし、複数の企業から内定をもらった場合は、比較検討できるのでより良い企業に入社することができます。

結果が出てから次に進むのではなく、複数の企業にまとめて応募することで、並行して選考が進んでいくように活動していきましょうね。

 

要因2:面接の調整に時間がかかる

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実際に面接に進むことになってぶつかるのが、面接選考に時間がかかるということです。

 

具体的にいうと2種類あります。

  • 面接選考の日程調整に時間がかかること
  • 面接選考後の結果が出るのに時間がかかる

ということです。

面接選考後の結果が出るのに時間がかかるというのは、相手の企業側が合否を決めるのに時間がかかってしまうことなので、自分では対策をとりづらいです。

一方、面接選考の日程調整に時間がかかってしまうことは、少しの工夫で避けることができます。

日程調整をするときに、面接の予定を1日にまとめるという方法が有効です。

同じ時期に応募すると、面接選考の連絡が来る時期も同じようなタイミングなことが多いです。

複数社から呼ばれたときは同じ日にまとめてしまうことで、日程の希望をすぐに先方に伝えられますし、在職中の場合も休みを入れやすいですよね。

 

要因3:退職手続きに手間取ってしまう

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内定後に陥りやすいのが、退職手続きに時間がかかってしまうということです。

退職手続きは、次のようなプロセスがありますよ。

  • 退職の意志を伝えて日程を決める
  • 引継ぎ書類の作成、引継ぎ
  • 退職書類の提出
  • 退職

 

このプロセスの中で、退職の意志を伝えて日程を決めることと、引継ぎに時間がとられてしまうことが多い傾向があります。

まず、退職の意志を伝えると引きとめられることがあります。自分では退職を決意していても、上司に頼まれると断りづらく、ズルズルと退職日を遅らせてしまいます。

これに対する対策は、強い意志を持って対応するということです。

基本的にはアナタが退職希望日を伝えたら、その日程で退職することが可能です。

「○日には次の職場へ出社しないといけないので」というように、退職日を遅らせられない理由を先に伝えておくのも有効です。

引継ぎに時間がかかってしまうことへの対策は、あらかじめ引継ぎ書類を作成しておくことです。

退職を考え始めた段階で、少しずつ自分の業務を棚卸して、誰が見ても作業できるようなマニュアルを作っておくと、引継ぎに手間取らなくて済みますよ。

 

転職活動を長引かせないための方法

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転職活動を長引かせないために、どのような方法で転職活動を進めていけばいいのでしょうか。

 

自分の譲れないポイントをはっきりさせる

まず大切なのが、あなたの譲れないポイントをはっきりさせておくこと。あなたの理想とする働き方をするためには、どのような条件がいいのかを考えましょう。

譲れないポイントを明確にしておくことで、応募先や志望動機に悩む時間を減らすことができます。その結果、どんどん応募できますよ。

 

スケジュール感をもって活動をする

長引いてしまう人にありがちなのが、転職時期を明確に考えていないこと。いつまでに転職するという意思がないと、ズルズルと長引きがちです。

転職活動を始めようと思ったときには「年末までに決める!」「3か月以内で終わらせる!」というように、具体的に転職時期を定めるようにしましょう。

 

転職エージェントを利用する

転職活動を最短で終わらせるためには、転職エージェントの利用がおすすめです。

転職エージェントが、あなたの代わりに求人探しを進めてくれたり、自己分析やあなたにあった職種をみつけてくれたり、本来は自分でする必要があるものを代わりに進めてくれます。

在職しながら転職活動をする場合には、時間も労力も使うので、転職エージェントに任せてみると、楽に、早く、転職活動が進みますよ。

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おすすめな転職エージェントを分かりやすく比較形式でまとめました。

是非、あなたの転職活動の参考にしてみてください。

 

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