自分の長所やスキルをアピールすることばかりに気をとられ、意外と守れていない人が多いのが『マナー』です。
日本はマナーを重要視する文化のある国なので、当然日本の企業で面接を受けるさいにも身だしなみや挨拶といったビジネスマンとしてのマナーが重要視されます。
そこでこの記事では、面接で減点されないために知っておきたい、面接で守るべき『最低限のマナー』について解説しています。
今回紹介する最低限のマナーを守るだけで面接官の印象や評価が変わってくるので、面接にのぞむ前にしっかりと頭に叩き込んでおくようにしましょう。
目次
日本の企業は『マナー』に厳しい
海外の企業は個人のスキルや実績が重要視されるためマナーについてはさほど気にされません。
しかし、海外の企業とことなり日本の企業はマナーを重要視します。
あなたがどれだけ長所やスキルをアピールしたとしても最低限のマナーが守れていないと採用を勝ちとることが難しくなってしまうわけです。
ポイントを3つに絞ってご紹介しますね!
抑えるべきはたったこれだけ!最低限の3つマナーとは
1:遅刻はもちろん早く着き過ぎるのもNG!
これは意外と知らない方が多いのですが、企業側に多大な迷惑をかけてしまう行為になるので注意が必要です。
面接は専任の担当者が決まっている企業がほとんどですが、担当者の仕事は面接の対応だけではありません。
普段の業務をこなしながら面接に関しての準備や対応をおこないます。
当然、面接当日も指定した時間に向けてスケジュールを組んで行動しているので、あなたがあまりにも早く到着し過ぎてしまうと担当者のスケジュールを狂わせてしまうことになるわけですね。
やる気をアピールするために早く到着したつもりが相手に迷惑をかけてしまっていては本末転倒です。やる気をアピールすることは大切ですが、それは面接が始まるまで我慢しましょう。
面接当日は、5分~10分前までに面接会場に到着できるようなスケジューリングで行動すると良いでしょう。
また、交通機関の影響などでやむをえず遅刻してしまう場合は必ず連絡を入れることも大切です。
2:身だしなみにも注意が必要
サービス業や営業職のようにお客様やクライアントと常日頃から顔を合わせるような業種の面接にのぞむのであればなおさらです。
- ヒゲをそる
- 寝グセを整える
- スーツを着用する
- シャツにはアイロンをかける
- スーツやシャツに黄ばみや汚れがないか確認する
最低でもこれらの項目は確認しておくようにしましょう。
これらの項目はどれもビジネスマンとしてできていて当たり前の項目です。
会社によっては服装が自由だったりヒゲを生やしていても問題なかったりもしますが、面接のときはきちんとヒゲをそり、スーツでのぞむのがビジネスマンとして最低限のマナーになります。
ビジネスマンにとって靴は大切な仕事道具になります。
その靴が汚れていたりへたってしまっていたりすると悪い印象をあたえてしまうわけです。
クライアントの元へ汚れた靴で訪問するというのは大変失礼ですよね?なので、面接にのぞむ際には靴の準備も入念におこなうよう心がけましょう。
3:挨拶と声の大きさを意識しよう
挨拶ができていないのはもちろんですが、声が小さく聞き取りにくい、あるいは聞き取れないというのもマナー違反です。
挨拶や声の大きさはコミュニケーションをとるうえで非常に重要な部分になります。
企業ではチームで仕事を進めていくことがほとんどです。挨拶ができず何を喋っているのかわからない人とスムーズに仕事をこなしていける気はしませんよね?
とはいえ、大声で話す必要はありません。最低限のあいさつと、ハッキリと面接官が聞き取れるぐらいの声の大きさで話せばいいだけです。
まとめ
『減点』されないためには最低限のマナーが必要面接にのぞむ方の多くは自分の長所や実績・スキルをアピールし、点数や評価をあげることだけを意識しがちです。
もちろんそれも大切なことではありますが、同じように『減点されないこと』についても意識しておく必要があります。
意外と思われるかもしれませんが、この『最低限のマナーを守ること』を実践できていない人は多いので、ここでライバルと差をつけるよう心がけましょう。
今回紹介した最低限のマナーさえ守れていれば大きく減点されるようなことはありません。
最低限のマナーをしっかりと守ったうえで自分の長所やスキル・実績をアピールし、採用を勝ち取りましょう!